Windows Phone 8向け Sonyカメラリモコンアプリ「Scrap」をリリースしていました。
Scrap ver. 1.1 リリース
ver. 1.0をリリースしたのはいつだったか忘れましたが、だらだらと開発していた「Scrap ver. 1.1」が Windows Phone Apps Store に公開されました。Sony が昨年公開した Camera Remote API beta を利用した、Windows Phone 8 向けのカメラリモコンアプリです。
レンズスタイルカメラ QXシリーズ や アクションカム などに接続してコントロールすることができます。
http://www.windowsphone.com/ja-jp/store/app/scrap/896b0e1b-2c1a-40e4-9c55-09050e3860dc
機能と対応モデル
すべての機能のAPIが一般公開されているわけではないので PlayMemories Mobile と比較すると多少低機能にはなりますが、使用可能な公開APIは全て実装されています(つもりです)。- リモートライブビュー
- 静止画撮影
- 動画撮影
- ズーム
- セルフタイマー設定
- 撮影画像のカメラロールへの保存
- インターバル撮影 (ver. 1.1で追加)
- 録音モード (ver. 1.1で追加)
API公開対象となっている機種は PlayMemories Mobile がサポートしている全機種ではなく、QXシリーズ以降にリリースされたモデルのようです。
- DSC-QX10 / DSC-QX100
- HDR-AS15 (最新版ファームウェアのみ) / HDR-AS30
- HDR-MV1 (ver. 1.1で追加)
- PlayMemories Camera Apps対応モデル全て - スマートリモコン 2.0以降
上記以外の機種では動くかもしれないですし、動かないかもしれないです。
正常動作しなくても、Scrap としてはサポート対象外になります。
適当な使用方法説明
1. エントランス画面アプリを起動すると最初に開く画面です。
この時点で対応したカメラにWi-Fiで接続されていれば、自動でコントロール開始処理が開始されて撮影画面へと移行します。
まだカメラに接続されていなければ、下に出ているアプリケーションバーの「Wi-Fi設定」からカメラへのWi-Fi接続を確立してください。
なお、アプリ起動時点でWi-Fi接続が確立していなかった場合は、手動で左右にスワイプすることで撮影画面へと移る必要があります。
2. 撮影画面
静止画撮影や動画撮影をすることができます。
現在のカメラの状態に応じて、
- 静止画撮影ボタン
- 動画撮影開始ボタン
- 動画・インターバル撮影停止ボタン
- ズームバー
などが表示されます。
表示される機能はカメラの機種によって異なるのでご注意ください。
アプリケーションバーに表示されている「設定パネル」をタップすると画面右から設定パネルがせり出してきます。
3. 設定パネル
カメラやアプリの設定値を変更することができます。
ここで設定できる値もカメラの機種や状態によって異なります。(対応していても一時的に無効になる場合があります。)
「撮影画像受信」を有効にしておくと、リモートで撮影した画像を撮影するたびに取得します。
取得した画像はWindows Phoneのカメラロールへと保存しますので、他のアプリ等でご使用ください。
一応、アプリ内に独自のカメラロールの閲覧機能も用意しています。
最後に
何か新機能や改善の案・不具合報告などいただければ対応するかもしれません。開発はGitHubで行っていますので、こちらまでどうぞ。
たのむ!
docomoでもKDDIでもどこでもいいからWindows Phone端末を少しは発売してくれ!
おわり。
コメント
コメントを投稿